スナップエンドウは基本的にあまり日持ちしない部類の野菜です。
基本的には早めに食べることがおすすめですが、ゆでてから冷凍保存をすることで長く楽しめます。
【冷凍保存の方法】
ヘタをとり、そのまま反対側の筋も取ります。
固めにさっと塩ゆでします。
ゆで上がったらすぐにザル上げして、10 秒冷水につけ色止めします。
キッチンペーパーなどでヘタ側を下に軽くたたき水分をとったら、ジップロックなどの冷凍用保存袋に平らに並べて入れて冷凍をします(保存期間の目安:1か月)。
スナップえんどう豆の育て方
初夏の味覚であるスナップエンドウ。
スナップエンドウの品種には、大きく分けて「つるあり」と「つるなし」の2種類が存在します。
これらの違いはその草丈にあり、「つるあり」種は最終的に200cmほど、「つるなし」種では50~100cmほどに成長します。
土
スナップエンドウは酸性土壌を嫌うため、露地栽培で育てる場合には、忘れずに酸度調整を行いましょう。
植え付けの2週間前までには畑に苦土石灰を施し、1週間前までに元肥を混ぜ込むようにします。
スナップエンドウをコンテナで栽培するときは、プランターには幅が60cm程度のものを使用します。
スナップエンドウは株間を30cmほど取って育てるため、栽培したい株数に合わせてプランターを選ぶとよいでしょう。
また、用土には野菜用培養土を利用する方法が手軽でおすすめです。
このとき、用土には適量の元肥を混ぜ込むようにしてください。
肥料追肥
気温が上がってきたら追肥を行います。
露地栽培では株元に化成肥料を施し、同時に土寄せもしておきましょう。
プランター栽培の場合では、このころから週に1回、水やり代わりに希釈した液体肥料を与えるやり方が簡単です。
支柱
春になってスナップエンドウのつるが伸びてきたら、それを支える支柱を立てる必要があります。
「つるあり」種では2mほどの支柱を立ててネットを張り、「つるなし」種では1mほどの支柱を立てて、つるを絡ませましょう。
スナップエンドウのつるを伸ばしっぱなしにしていると、実つきが悪くなったり、味が落ちたりします。
摘心整枝
おいしい実を多く収穫するためには、摘心と整枝を行いましょう。
根元から伸びる親づる(主枝)と、親づるから伸びる子づるは実つきがよいので残し、 子づるから分かれた孫づるは早めに摘心していきましょう。
こうすることで、栄養を分散させずに収穫を迎えることが可能になります。
さらに、3月下旬以降に伸びたつるや、花つきの悪いつるも取り除いて整枝するようにしてください。
同時に、日照不足が起こらないよう、それぞれのつるの伸びる方向を変え、誘引していくことも大切です。
収穫
スナップエンドウの開花から25日ほど経ち、莢が膨らむころになったら収穫の適期です。
タイミングを逃さないよう莢の様子をよく観察し、随時収穫を行うようにしてください。
収穫したスナップエンドウは、炒め物やサラダに利用することが可能です。
摘心と整枝をしっかりと行い、おいしいスナップエンドウを堪能してくださいね。
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