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ハーブのざっくり歴史 ②


日本でも普段の生活に溶け込みだしたハーブですが、和洋を問わず人の生活に密着し、古くから伝統的な治療法として利用されてきました。
ハーブの記述は神話や旧約聖書にも見られますが、それは 紀元前5000年頃の話。
ハーブのざっくり歴史①では、紀元前2800年頃~ギリシア時代までにさかのぼってみました。

古代エジプトから古代ギリシアへと伝わっていきます。
一般庶民が入浴剤として使用し、その効果が認められハーブの研究が進んでいきました。
そして、ハーブは古代ローマ帝国へ伝わります。
強大な帝国の侵攻にともない、ハーブは ヨーロッパ全土へ広まります。

ローマ時代

ローマ帝国が繁栄しその結果100万人もの人が一つの都市で生活することになりました。
そのため疫病を防ぐために大規模な上下水道などが建設されました。
紀元前100年頃アスクレピアデスは臨床家として優れており脈拍の観察など現代治療に近い観察をしていました。
そのため更に期待通りの効果が得られるような薬草を使用するためにさらに薬草学も発展しました。

アラビア医学では

アラビア諸種族を統一してアラビア国家を建設し、ギリシア・ローマの文化を受け継ぎました。
アラビアの薬は東西各地から輸入してとても豊富に存在しました。
このころ錬金術や不老不死の薬の開発などが盛んになり、今日の化学技術の基礎となっています。

西ローマ帝国の滅亡後

僧侶のベネディクトウスが南イタリアの修道院を建設しました。
そこでは、古代の医学書を基に薬草を栽培していました。
これが薬用植物についての書物を発展させる要因となっていったのでした。
その後ヨーロッパ各地に修道院が建設されていったのでした。

ルネッサンス

アラビア・ギリシアの古典医学書を読み、自然植物を観察する薬学者が輩出されていきました。
それを元に実験や自然観察をした結果をまとめたのがその後2世紀のもわたって教科書として使用されていました。

近現代


近代に入り効能成分だけを植物から取り出し、合成医薬品をつくることに成功しました。
そのおかげで医学、薬学は大きく発展をしていきました。
それを使用するとほぼ期待通りの効果が現れるため主な治療方法となっていきました。

そのため20世紀に入ってから植物の有効成分をハーブティーなどの形で直接摂取するということが少なくなったのです。
しかし、現代では改めてハーブの効能と良さが見直されています。

なぜ今オーガニックに注目が集まるのか?

先進国(という言い方はあまり好きではありませんが、とりあえずこう表記します)、特にEC諸国では化学合成物質への反省が一般認識として広がっています。
合成着色された食品はもとより、人工のサプリメント、合成医薬品、食品添加物そして 遺伝子組み換え食品や家畜はこれまでの地球に存在しなかったものばかりです。
これを人が摂取すると長期的にどうなるかという事が十分検証されずに、その利便性のため主に大企業が世界中に大量に販売してきました。

しかし、いくら実験データに基づいて新しい医薬品などを開発しても、それが人工の合成物ならまず人体の拒絶反応が始まります。
人体の免疫組織が黙っていません。
白血球はもとより、身体中のリンパ組織からあらゆる液性免疫・体液免疫が働いてこの生体に進入した異物を攻撃し始めます。
これが副作用であり、その合成物が本当に安全なのかは数世代経過しないとわかりません。

ハーブや漢方薬には当然ですが、合成物は含まれていません。
ヨーロッパでは早くからこの危険性が広く認識され、できるだけ自然由来のものを摂取したり、高くてもオーガニック食品を買う消費者が多く
イタリアのスローフード運動のように地産地消で地域の豊かな食文化を守ろうとする運動も盛んです。
日本のマスコミは大企業の広告費に依存しているため、これらのことをあまり報道しませんが、日本でもこれから徐々に認識が共有されるでしょう。


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