レモンには、アンチエイジング効果が期待でき、健康な体をキープできる可能性が高くなるそうです。
レモンを毎日摂取するだけで、年齢を重ねても健康で若々しい美しさが手に入るかもしれないと思うとウキウキしてきますね。
レモンと言えば、ビタミンC。
このビタミンCが肌に働きかけてくれるので美しさをキープしなければならないセレブが毎日続けているのにも納得できます。
レモンを摂ることで、余分な老廃物を追い出し、体内をいつでもキレイに保つことができます。
ビタミンCには、強力な抗酸化作用があるので肌だけでなく、体全体を錆びから守ってくれる救世主的な栄養素です。
そして、むくみなどもなくなります。
レモンのデトックス効果でスッキリボディ フルーツには、食物繊維が多く含まれていますが、レモンはフルーツの中でもトップクラスです。
ただ、食物繊維が豊富に含まれているのは、果皮になるのでまるごといただくのがおすすめです。

【レモンのいろいろな種類】

ユーレカ・マイヤー・ポンテローザ・ビアフランカ・スイートレモネード

柑橘類はほとんど農薬を使用しなくてもつくれるので、家庭におすすめしたい果樹です。
果樹苗から無農薬のレモンを育てる楽しみを味わってください。

レモン類は、柑橘類のなかでは耐寒性が弱いですが、近年は温暖化もあり、栽培可能地域が広がりました。
レモンは、上手に栽培すれば、1本の木に200~300個ぐらいなり、長期間利用でき、1本植えておくと重宝します。
レモンには周年開花の習性がありますが、中心は5月中旬~下旬ごろで、すばらしい香りを放つ淡い紫色の花が楽しめます。
強い酸味と香りがあり、世界中で楽しまれている果実の一つです。
料理の風味づけやジュース、紅茶に浮かべたりと使いかたも様々あり、風邪予防や美容の効果も期待できるため人気の果実です。
また無農薬栽培したものを求めて、自宅で栽培する方も増えてきました。
自宅でも栽培することは可能ですが、しっかりと理解しておかないと実が付かないかもしれません。
後ほどレモンの種類と苗木の選び方をご紹介していきます。

【レモンの栄養】

レモンには、「エリオシトリン」というポリフェノールが入っています。
このポリフェノールが強い抗酸化作用で肌や身体の錆びから守ってくれます。
また、中性脂肪を減らしたり、抑制したりする作用があると期待されています。
レモンに豊富に含まれるビタミンCは、免疫力をアップさせて風邪を予防したり、ストレスに対する抵抗力を高めたり、健康の維持に役立つ栄養素です。
また、抗酸化作用で肌の老化を防ぎ、シミの原因となるメラニン色素を抑える効果もあり、さらに、ニキビの予防にもつながる抗炎症作用、食物中の鉄分や亜鉛の吸収を高める作用なども見逃せません。
クエン酸はレモンの独特の酸っぱさを生み出している成分で、疲労の回復が期待できる物質の一つ。
肉体疲労や精神疲労でダメージを受けた細胞を修復するにはATPと呼ばれるエネルギー物質が必要だが、クエン酸はこのATPを作るのに役立つといわれている。
ビタミンCとクエン酸の効果を高めるには1日1回まとめて摂るのではなく、数回に分けて摂取するといいでしょう。

  【楽しみ方・お料理レシピ】

■飲み物
 はちみつレモン
 レモンスカッシュ
 レモンティーなど
■料 理
 レモンクリームパスタ
 鮭のムニエルレモンソース添え
 シーフードパエリアなど
■菓子類
 レモンケーキ
 スフレ
 クッキーなど
■その他
 レモンのはちみつ漬け

レモンママレードジャムなど レモンはスライスしてお湯を注ぐだけでホットレモンになり、はちみつやメープルシロップなどで甘みをプラスすれば、酸味が苦手な子どもでも食べやすくなります。
料理にレモンを使うと魚などちょっと生臭さが気になる料理も食べやすく、おいしさが増します。
ほんの少しレモンをしぼるだけで、レモンの香りや酸っぱさが料理のアクセントにもなりますね。
また、果肉だけでなく、皮を薄くピールして、ぜひ料理や菓子にも使ってほしい。
レモンの皮にはビタミンCが豊富なので、皮を薄く切ったり、丸ごとすりおろして料理に使えば栄養だけでなく、レパートリーも一層広がり、自宅に1つは常備しておきたい食材です。
夏はレモンのクエン酸で健康美ボディ! オシャレ度高い!デトックスレモンウォーター フレッシュなレモンやフルーツ、野菜などをミネラルウォーターに入れて作るレシピです。
見た目もかわいくオシャレなので気分もセレブになります。

■デトックスレモンウォーター の作り方


1~2リットル入る容器を用意します。
容器を熱湯消毒します。
レモンを輪切りにします。
他のオレンジやグレープフルーツ、キュウリなどのフルーツや野菜も一緒に入れてもOKです。
容器ににカットしたレモンやフルーツ、野菜を入れます。
ミネラルウォーターを注ぎます。
5~7時間冷蔵庫で寝かせて、完成!

【選び方・育て方】


レモンは苗木次第で今後の成長が決まってくるといっても過言ではありません。

いい苗木は、こまかい根が幹近くにたくさんついており、ただ太い根は避けるようにしましょう。
レモンは寒さに弱いので、栽培に適しているのは、冬暖かく、夏乾燥する地域です。
日本では、瀬戸内海地方の気候がレモンに適しています。

・栽培環境について


レモンの耐寒性は-2~-4℃まであります。
それを下回ると枯死することがあります。
風の強い地域や、霜の降りる地域では、防寒対策が必要です。
レモンの育て方のキモのひとつが「防寒対策」です。
レモンの中でも、トゲの多い品種では、実に傷がつかないよう、風の少ないところで栽培するか、長いトゲを切る必要があります。
レモンの葉は、虫がつきやすいので、防虫対策も必要になります。
防虫対策もレモンの育て方のキモとなります。

・収穫について


レモンの収穫までは、短くても5年程度かかりますが、それ以前にも実はつきます。
木が十分に育っていない状態では、実の味があまり良くありません。
5年までは木を育てることに注力します。
実は食べない場合も、すべて収穫します。
実をすべて収穫しておかないと、翌年から実がつきにくくなるので、必ずすべて収穫しましょう。

・植え付けについて


レモンの苗からの育て方としては、3月中旬~6月中旬の気温が安定している時期に、植え付けを行います。
レモンの苗は、強い風に当たると倒れてしまいます。
植え付けたら、苗木の横に支柱を立てて、支えておくのも育て方のポイントとなります。
レモンは、鉢植えでも栽培可能な植物です。
鉢植えで栽培する場合の育て方のポイントとして、大きめの植木鉢・プランターを用意しましょう。
インテリアとして用いる目的がある場合は、かわいい植木鉢やおしゃれなデザインの植木鉢を用意しておきましょう。
40〜50cmの植木鉢を用意しておけば、レモンのどの品種でも対応できます。

・肥料について


レモンの木の育て方では、肥料は年4回程度与えます。
肥料を与える時期は、2〜3月、6月、9月、11月のタイミングが適しています。
夏の後半あたりから、肥料切れを起こしやすくなるので、気をつけて観察するようにしましょう。

レモンに適した肥料は、油粕などの有機肥料が適しています。
緩行性化成肥料もおすすめです。
特に、鉢植えのレモンの場合は、有機肥料だけでは木に十分栄養が行き渡らない可能性が高いので、緩行性化成肥料との併用する育て方を、おすすめします。

・剪定について


レモンの木の剪定は、2月〜3月が適しています。
レモンの育て方として、植え替え、肥料追加、剪定など、メンテナンスは、2月〜3月に行う必要があるので、まとめて覚えておきましょう。
レモンの木の枝の剪定は、左右交互に伸ばすように、左右交互に剪定していきます。
レモンの木の最終形としては、左右に枝が伸びた、ラグビーボール、もしくはレモンの形をイメージすると良いでしょう。
レモンの木は、上に伸ばさず、左右に広がって伸ばしていくのが理想です。
剪定する枝は、根元から切り落とします。
剪定の際には、トゲも切り落としてしまいましょう。
トゲを切り落としても、レモンの木の育て方としては、影響ありません。

・虫について


レモンの木の育て方の中で、もっとも厄介と言えるのが、害虫です。
レモンの木につく主な害虫には、アブラムシと青虫がいます。
レモンの葉は、やわらかいので、アゲハ蝶の幼虫が好んで食べます。
アゲハ蝶の幼虫は、春先にレモンの木につきます。
見つけたら、枝からはがしてください。

アブラムシも、春先にレモンの新芽につきます。
アブラムシは、小さく、大量にレモンの木についてしまうため、手で取りきるのは難しいでしょう。
ベストは、すべて手で取りきることですが、大量に付着した場合は、アブラムシ用の農薬を使用した方が良いでしょう。

その他、カイガラムシという害虫がつくこともあります。
カイガラムシは、風通しが悪い場所でレモンの木を栽培していると、発生しやすいので、風通しの良い場所で、育てるように心がけましょう。
カイガラムシには、農薬が効きにくいので、発見したら手で落とします。
以上のことをふまえて是非!苗から無農薬のレモンを育てる楽しみを味わってください。

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