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家庭菜園におすすめ!みずみずしさが決め手のきゅうり②


サラダには欠かせない存在の「きゅうり」は夏を代表する野菜。
家庭菜園では人気の野菜の一つです。
最大の特徴は「植え付けから収穫まで約2ヶ月」と非常に短く、また収穫量もそこそこ多い、と家庭菜園の楽しみを最大限味わうことが出来る野菜です。

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キュウリは何時に収穫する?

収穫したてを楽しむことができるのが自家栽培の一番の魅力といっても過言ではありません。
では、キュウリを収穫するのに一番適した時間はいつなのでしょうか?
結論として、キュウリは早朝に収穫するのがおすすめです。
理由は植物の光合成にあります。
植物は、日中光合成をおこなってたくさんの養分を作り出し、夕方ごろには旨味や甘みが凝縮された状態になります。
そして夜間は日中の光合成によってつくられたエネルギーで地中の栄養素を吸い上げ、葉や実を大きくします。
そのため、朝採り野菜はみずみずしいけれど甘みは少ない、夕採り野菜は甘みが強いかわりに水分が少ないと言われています。
植物によって朝採り・夕採りが異なるのはそのためなのです。

アク抜きでさらに美味しくなる!

あく抜きをすることで渋みがなくなり、よりさっぱりすっきりとした味わいを楽しむことができます。
とても簡単な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

■キュウリのあく抜き


①先端を切って、へたを切り口にこすり合わせる
②まな板の上で転がして、塩でもむ
キュウリの緑色の皮のすぐ下には維管束があり、その中の液に渋味のもとになる物質がたくさん含まれています。
このキュウリのあくは維管束の中の液に集中しているので、この液を減らせば、あくも少なくなります。
上記2つは「維管束に刺激を与えて液を外に出して、実の中の蟻酸を少なくする」という方法です。

キュウリの育て方

きゅうりの花の開花時期は、6~8月ごろ。
きゅうりは直径3センチくらいの可愛らしい黄色い花を咲かせます。
きゅうりには雄花と雌花があり、実がなるのは雌花の咲いたあとです。
ただし、きゅうりは単為結果という特徴を持っていて、雄花と雌花が受粉しなくても実をつけます。
きゅうりには、ツルを上に伸ばしていくタイプと、ツルを地を這うように伸ばしていくタイプがあります。
地這いのきゅうりは、支柱を立てないでよいのが便利なところ。
ただし、ベランダなど限られた場所でのプランター栽培によいのはツルを上に伸ばしていくタイプでしょう。

きゅうりは品種によってそれほど味は変わりませんが、見た目のバリエーションはさまざまです。
スーパーではあまり出回っていない品種を育てられるのが家庭菜園のよいところ。
きゅうりをプランター栽培する場合、土の容量が20リットル以上になる大きめのプランターを選びましょう。
20リットルの容量につき一本のきゅうりの苗を植えます。
土を入れたプランターにきゅうりの苗を植え付けます。


きゅうりは、水はけのよい土壌を好む植物です。 小粒の赤玉土に腐葉土を少し混ぜたものを準備しましょう。 市販の野菜用の土を利用しても便利です。
きゅうりはややアルカリ性土壌でよく育ちます。
植え付ける2~3週間くらい前に苦土石灰を施して寝かしておきましょう。
また植え付ける一週間くらい前に腐葉土などの肥料を元肥として土に混ぜておきましょう。

肥料
きゅうりは肥料を好む植物なので、こまめに肥料を施すことが育て方のポイントとなります。 はじめに苗を植え付ける際に、元肥として穏効性の固形肥料を与えましょう。
そして、きゅうりがぐんぐん成長しつるを30センチくらいに伸ばしてきたころから、追肥をおこないます。
追肥の方法としては、だいたい2週間に一度のペースで、液体肥料を施しましょう。
生育に応じて、追肥にも元肥と同じ穏効性の固形肥料を与えてもよいでしょう。

支柱
きゅうりに支柱を立てるときは、きゅうりの株の根っこを傷めないように端っこに突き刺すように支柱を立てましょう。
きゅうりが成長してツルを伸ばすにしたがって、誘引しながら支柱に麻ひもなどで軽くツルを固定しましょう。

水やり
きゅうりは、「水で育てる」と言われるくらい水を好む植物で、乾燥を苦手とします。
きゅうりのプランター栽培には毎日水やりすることが育て方のコツです。
とくにベランダなどよく日の当たるところで管理するときは、きゅうりが乾燥していないかこまめにチェックしましょう。
真夏の暑い時期の水やりは、朝夕の気温が低い時間におこないましょう。
昼間の気温の高い時間に水やりすると、水やりした水がプランターのなかで温まり、きゅうりの根っこを傷めてしまうことがあります。

日当たり
きゅうりは、日当たりのよい風通しのよいところを好む植物です。
夏野菜なので、太陽の日差しを浴びることでぐんぐんと育ちます。
きゅうりを植えたプランターは、日当たりのよいところで管理しましょう。
ベランダなど日差しをさえぎるものの少ないところがおすすめです。

摘芯
きゅうりは、摘芯をおこなうと収穫量がアップします。
摘芯と聞くと難しいイメージがありますが、実際に摘芯をおこなってみると意外と簡単です。
摘芯はきゅうりの成長に伴っておこないます。
まず、きゅうりのツルが伸びてきたら、はじめの5節までに出ている側枝や雌花をすべて摘み取って摘芯します。
その後さらにきゅうりのツルが伸びてきたら、すべての側枝の先端を、葉っぱを2枚くらい残して先端を摘芯します。
摘芯をおこなうと、きゅうりが縦横無尽にツルを伸ばすのを防ぐことができるので、ベランダなど限られた場所でプランターで育てるときに便利です。
また摘芯をおこなうと余計なところに栄養分がまわらず、きゅうりの実付きがよくなります。
足元にある葉っぱも少し整理しましょう。

きゅうりの病気
つるわれ病
きゅうりがつるわれ病にかかると、株元の葉っぱが日中しおれる症状があらわれます。
はじめのうちは、夜間には回復するのですが、しばらくするとしおれは上部の葉っぱに広がり、やがて葉っぱは黄色く変色し枯れてしまいます。
それに伴い茎に縦のひびわれが入り、白や茶色のかび状の病斑部があらわれます。
つるわれ病はかびを要因とする病気です。
きゅうりの水やりの際に土が葉っぱに飛び散らないように与える、きゅうりの枯れた葉っぱをこまめに摘み取るなどして、きゅうりをつるわれ病から守りましょう。

べと病
きゅうりにはべと病が発生することがあります。
きゅうりがべと病にかかると、葉っぱに薄い黄色っぽい小さな斑点があらわれます。
次第に斑点は、褐色へと変化していき大きくなります。
病斑部が大きくなってくると、光合成を妨げきゅうりの生育が阻害されます。
べと病を見つけたらすみやかに葉っぱを切り取って駆除しましょう。

害虫等
きゅうりには、アブラムシが発生しやすいです。
アブラムシは春の気温が上がってくると同時に発生しやすくなる害虫です。
アブラムシは、きゅうりの葉や茎に寄生して、きゅうりの栄養素を吸ってしまいます。
アブラムシは一匹の大きさは小さいですが、群れで発生することが多いので、あっという間に栄養素を吸い尽くしてしまいます。
また、アブラムシの排泄物は甘い香りがしてほかの病害虫を引き起こすことがあります。
アブラムシを見つけたら、二次被害を防ぐためにもすみやかに駆除しましょう。
その他ウリハムシ、ハダニ等の害虫にも注意が必要です。
以上のことをふまえて、シャキシャキとしたみずみずしいきゅうりを堪能してください。

おすすめのキュウリ苗

きゅうりの苗:夏すずみ


きゅうりの苗:シャキットきゅうり


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