植え付け初心者の方にもぜひ参考にしていただきたい、野菜苗や果物苗の上手な植え付け・育て方を、果物や野菜別でご紹介します。野菜苗や果物苗を購入する前の予備知識としてぜひともご覧ください。
※植え付け時期や収穫時期などは、本州太平洋沿岸を基準にしています。お住まいのエリアによって多少異なります。ご了承ください。
スイカ
植え付け時期は5月〜6月ごろ、収穫時期は7月中旬〜9月上旬ごろまでで、生育適温は25度前後です。日当たりや水はけの良い土壌でよく育ちます。窒素の多い土壌ですと、ツルが増えすぎて着果に影響を及ぼすため、窒素の少ない元肥を使用するようにしましょう。
キウイ
ポット苗でしたら、年中植え付け可能です。苗木を植えてから実ができるまでに3〜4年かかり、収穫時期は10月〜11月ごろです。日光を好む品種ですので、日当たりの良い場所に植えましょう。大きな実にするためには、発育不良や傷のある果実をこまめに取り除くことが大切です。
ぶどう
ポット苗でしたら、年中植え付け可能です。収穫時期は8月〜9月です。ふどうは水分が多すぎると、甘味の薄い果実になる場合があります。一旦根付いてしまえば、日照り続きで土が乾いている時を除いて、あまり水やりをする必要はありません。施肥に関しては、鉢植えの場合、1ヶ月に1回の頻度で有機肥料を与えるようにしましょう。
いちじく
いちじくは、土壌の質や場所を選ぶ必要がなく、とても育てやすい果樹です。そのため、家庭菜園の初心者に向いています。ポット苗でしたら、年中植え付け可能です。収穫時期は7月〜11月ごろです。育て方は比較的簡単ですが、大きな果実にするためには、摘果をしてください。
トマト
ミニトマトもいちじくと同様に育てやすいため、家庭菜園の初心者におすすめです。トマトの野菜苗の植え付け時期は4月〜8月ごろで、品種にもよりますが定植後約60日後から収穫ができます。育てる際のポイントは、プランターや鉢選びです。トマトは意外と深くまで根をはるため、深さのあるものを選びましょう。また、水をやりすぎないようにしてください。果実の甘みが不足したり、亀裂・根腐れ・病気が発生したりする場合があります。土が乾いたら水を与えてあげましょう。
スイカ
スイカには、体の調子を整える、ビタミン類・カリウム・リコピン・カロテンが多く含まれています。水分やブドウ糖や果糖などの糖類も豊富なため、疲労回復にも役立ちます。
キウイ
カルシウム・カリウム・鉄分・葉酸・ビタミンC・ビタミンE・食物繊維などが多く含まれ、栄養価の高い果物です。中でもビタミンCは、キウイ1個に対してみかん3個分にも匹敵するくらい含まれており、美容や健康管理にもおすすめです。
ぶどう
ぶどうの栄養素と聞けば、一番にポリフェノールを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?アントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれており、目の疲れや動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立ちます。
いちじく
水溶性食物繊維であるペクチンを豊富に含んでいるため、腸内環境を整えるのにおすすめの果樹です。また体の素となるカルシウムや鉄分などのミネラルも多く含んでいます。
ミニトマト
カロテンの一種であるリコピンやβカロテンが多く含まれ、このリコピンによってトマトは赤い色をしています。その他の栄養素として、カリウム・リノール酸・食物繊維などが挙げられます。ミニトマトは、通常のトマトに比べて栄養価が高いです。家庭菜園を始めるならミニトマトの野菜苗の購入を検討してみてはいかがでしょうか?