南洋杉とも呼ばれ、インパクトのある株姿の希少種です。
アロカリアはオーストラリア東部に分布する常緑針葉樹。
寒さにも比較的強く、外でも慣らしていけば0度くらいまでは冬越しできます。
力強い曲がり樹形仕立ては、まるで盆栽のような雰囲気がありますが、盆栽を育てるよりも手入れは簡単です。
剪定をすることによって、お好みの雰囲気に仕立てられます。

学名：Araucaria araucana
タイプ：ナンヨウスギ科ナンヨウスギ属 耐寒性常緑低木
原産地：オーストラリア東部
樹高：5～10m

※出荷タイミングにより、苗の大きさは多少大きくなったり小さくなったりしますが、生育に問題が無い苗を選んで出荷します。植物ですので多少の葉傷み等がある場合もございますが、あらかじめ、ご了承下さい。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当たりの良い場所～明るい日陰でよく育ちます。
日陰でもよく耐え枯れることは少ないですが日光不足になると枝葉が間延びしてだらしない姿になってしまいますので、一年を通してできるだけ日のよく当たる場所に置いて育てます。風通しの良い場所が適しています。
耐寒性は0～5℃程度の気温があれば問題なく冬越しできます。
暖かい地方なら屋外で越冬可能ですが、寒冷地や平地で不安な場合は室内の日当たりの良い窓際などに移動させます。

■水やり
春～秋の生育期には土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
土がいつもじめじめと湿った状態だと、株がひょろひょろと軟弱な感じで育ってしまいます。
また、油断して土をカラカラに乾かしてしまうと芽先や葉先が枯れて非常に見苦しくなるので注意しましょう。
秋に気温が下がってきたら徐々に水やりの回数を減らして冬は乾かし気味に管理します。
気温が低いと生長も緩慢になり水もそれほど必要としなくなります。

■肥料
春～秋の生育期にかけて、固形の肥料を株元に適量施します。
肥料をたくさん与えると間延びしやすい上に与えただけ生長するので注意が必要です。
肥料が足りずに枯れると言うことはほとんどないので、鉢植えの場合は最低限の量を与えて、あまり生長させずに大きさをキープする方がよいでしょう。

■植え替え
適期は4～5月か9月です。
鉢の中が根でぱんぱんになるまでほおって置くと生育不良を起こす(葉先が枯れるなど)ことがあるので、2年に1回を目安にしてひとまわり大きな鉢に植え替えます。
鉢から抜いた株は周りの土を少し落としつつ根を軽くほぐしてから植えます。

■剪定
基本的に自然のままの樹形が美しいのでなるべく枝葉は切らない方がよいのですが、背が伸びすぎた場合は頂点の芽を摘んで芯を止め、それ以上伸びない様にします。
横に張る枝が邪魔な場合も同様で、枝の先端を摘みとります。

■害虫
カイガラムシが発生することがあります。
薬剤が効きにくいので発生が少ない場合はブラシなどでこすり落として駆除します。
空気が乾燥しているとまれにハダニが発生することがあります。

【お読みください】植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。背丈・株張りなどは出荷タイミングや毎年の気象などで、小さくなったり大きくなったりします。植物の状態を確認し、弊社基準に達した個体のみ出荷しております。 ご了承ください。

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