サザンカは、ツバキ科の常緑広葉樹で、庭木、生垣、景観樹、盆栽など様々な用途で植栽されています。
冬の花が少ない時期に開花して彩りを与えてくれます。
園芸品種が300種程あり、開花時期や花の色や形が異なりますので、好みの品種を探すのも楽しみです。

春雨錦(ハルサメニシキ)は、白地にピンク～赤の覆輪が入る一重の極大輪です。
10月頃から咲き始める早咲き品種で、花弁が薄くて柔らかく、開花時期が短いのが特徴。
花期は短いですが、その美しい姿を存分に楽しんでください。

【※商品の特性上、背丈・形・株張り等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございます。予めご了承下さい】

学名：Camellia sasanqua
タイプ：ツバキ科ツバキ属
原産地：日本
和名：山茶花
英名：Ssanqua
開花時期：10月～12月
花の形：一重咲
花の大きさ：大輪
耐寒性：普通(-5度)
耐暑性：強い

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当りの良い場所(西日は避ける)でも日陰でも栽培可能です。
日陰の場合は出来るだけ明るい場所の方がいいです。

■水やり
地植えの場合は、根付いたらほとんど必要ありません。日照りが続いた場合に与える程度です。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら与えます。

■肥料
寒肥として2～3月頃に緩効性肥料を施します。

■剪定
3月から4月が適期です。
放任しても比較的樹形が整いますが、枝が密生しやすいので、混み合った部分の枝を間引いて風通しや日当たりを改善し、病害虫や枝枯れを防止します。

■病害虫
・病気
花腐菌核病やすす病に注意します。
花腐菌核病は、花弁に茶褐色の斑紋が出ます。花弁が水に濡れていたり、多湿なときに菌が侵入して発生しやすくなりますので、雨が多い年は注意が必要です。
花弁に小さな斑点が見られたら花がらは摘み取り処分します。
また、地面に落ちた場合も翌年の発生源になりますので、早めに処分します。

・害虫
チャドクガやカイガラムシに注意します。
チャドクガの主な発生時期は5～6月、8～9月で、幼虫が葉を食害します。
チャドクガの毛が皮膚に触れると強いかゆみを伴う発疹が出ます。
脱皮した抜け殻や死骸に触れても同様に症状が出ますので、注意が必要です。
葉裏に付く卵のうちに葉ごと切り取って処分するのがいいのですが、孵化してしまった場合は、捕殺するか殺虫剤を散布します。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。背丈・株張りなどは出荷タイミングや毎年の気象などで、小さくなったり大きくなったりします。植物の状態を確認し、弊社基準に達した個体のみ出荷しております。ご了承ください。

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