バースデーキャンドルは、ハイマツや這性のローズマリーを彷彿させるような「針葉樹的な常緑葉や樹姿」も美しく、秋～春を中心に不定期に咲く、オレンジイエローのボトルブラシ状のオーナメンタルでインパクトのある花が特徴です。
花後のたいへん不思議な形状の実など、見どころ満載です。
とてもレアで、魅惑的なオーストラリア原産の樹木で、バンクシアスピヌロサ種の、矮性・這性の園芸品種です。

大きなコーンのような花の形に特徴があり、切花としても人気です。
バースデイキャンドルは鉢物用に品種改良された矮性種のバンクシア。
蕾が、バースデーケーキのろうそくのような形をしています。
ブラシ状の花は、開花すると濃い黄金色となり、また花後はドライフラワーのようになって残り、花の変化を楽しめます。
葉は、丈夫でしなやかさがあり、オーストラリアではカジュアルな盆栽として親しまれています。

学名：Banksia spinulosa 'Birthday Candles'
タイプ：ヤマモガシ科バンクシア属 常緑低木
原産地：オーストラリア
耐寒性：約-5度
開花時期：秋～春(不定期)

【※商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には大きく個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございますが、あらかじめ、ご了承下さい】

【育て方】

■日当たり・置き場所
オーストラリアの植物なので、よく日が当たり、乾燥した場所を好みますが、水が切れるのもあまりよくありません。水やり時に加減しましょう。

■水やり
・地植えの場合
降雨があれば必要ありません。夏場はしっかり与えましょう。

・鉢植えの場合
乾燥を好む植物なので、しっかり乾いてから与えます。
しかし種類によって水切れは厳禁です。夏場はしっかりと毎日与えます。

■用土
元々痩せた土地に自生する植物なので、元肥や堆肥は不要です。
肥沃な用土は避けましょう。オージープランツにありがちな「プロテオイド根」という特殊な根っこの性質により、リン酸が多めの土だと枯れてしまう場合がありますので、市販の培養土でしたら多肉植物用の培養土を使うと良いでしょう。
単用土を混ぜる場合は、赤玉や鹿沼土、軽石などを水はけ良くブレンドしてください。

■肥料
特に要りません。
施す場合は、リン酸の吸収能力が非常に高い「プロテオイド根」を持つため、リン酸を与えすぎると枯れてしまう可能性があります。
リン酸はなるべく与えないように注意しましょう。

■病害虫
カイガラムシ、アブラムシ、ナメクジがつくことがあります。

■植え替え
樹木は大きくなりやすいので、根詰まりしているようなら植え替えます。
物によっては10号以上になる場合もあります。

■休眠期
-5℃ほどまで耐えます。関東以西なら庭植えでも越冬します。

■増やし方
・挿し木
挿し木で増やすのが一般的です。

・種まき
硬い殻に包まれた実を火であぶり、はじけた種子を取り出して、種まきします。
加熱時に種子が死んでしまうことがあるので、発芽率はあまり良くありません。
発芽までは、1～2ヶ月かかります。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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