宵待孔雀は、月下美人の交配種で、孔雀サボテンとも呼ばれているサボテンの一種です。

一晩しか咲かない美しい白い花が特徴で、宵を待つという名の通り、日が暮れると花が開きます。
朝にはしぼみますが、白く細長い花びらを孔雀のように、放射状に広がる花姿は見事です。
花が閉じている間はうつむいていて、花開くときに上向きになるのも風情があり、見る人を楽しませてくれます。
耐寒性がやや弱いため、鉢植えがオススメです。

学名：Epiphyllum oxypetalum
タイプ：サボテン科エビフィルム属 常緑多肉植物
原産国：メキシコ、中南米
別名：孔雀サボテン
花色：白
花径：17cm前後
開花時期：8～10月
耐寒性：5℃以上必要

【※出荷タイミングにより、苗の大きさは多少大きくなったり小さくなったりしますが、生育に問題が無い苗を選んで出荷します。植物ですので多少の葉傷み等がある場合もございますが、あらかじめ、ご了承下さい】

【育て方】

■日当たり・置き場所
生育期の5～9月頃は、屋外の日当たり、風通しの良い場所に置いてください。
梅雨時は直接雨にかからないようにしてください。
日差しのきつい夏は、葉焼けに注意し、明るい日陰に移動させてください。
冬場は、屋内の日当たりの良い場所に置いて管理してください。

■用土
水はけの良い用土を選びましょう。
水はけが悪いと、根が土の表面に広がってしまい、花が咲かなくなってしまいます。
赤玉土(小)5：腐葉土3：鹿沼土2の割合で混ぜたものがオススメです。

■水やり
サボテン科ですが、水を好みます。
生育期の5～9月頃は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらい、たっぷり水やりしてください。
休眠期の、寒くなる11～3月頃は、土が中まで乾いてから、土を濡らす程度の水量で水やりしてください。

■肥料
花芽をしっかり付けるために、カリウムやリン酸が含まれる肥料がオススメです。
月に1度、緩効性肥料を株本に置いてください。
さらに、即効性の液肥を2週間に1度くらいのペースで施してください。
休眠期に入る、11～3月は控えてください。

■植え替え
適期は5～10月頃です。1～2回り大きい鉢に植え替えてください。
根が張り、土が固くなってきたら頃合いです。

■病害虫
赤枯れ病やすす病、カイガラムシなどに注意してください。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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