ハーブのようですが、ヨーロッパではよく知られた野菜です。
つぼみを茹でて、少し肉厚の萼(ガク)やつぼみの芯を食べます。
味はそら豆と栗をあわせた味に近く、デンプン質でほくほく、美味しい味で、古くから食用として親しまれてきました。

お庭に植えると、大きなシルバーリーフがアクセントになり、カラーリーフとしても楽しめます。
高さ1.5mくらいで、青みがかった銀葉は大きく分裂し、下面には白い綿毛が密生します。夏に、直径15cmほどのピンクがかった紫色の球のような花をつけます。花は食卓や料理の装飾にもなります。
また、ハーブティーとしても楽しめます。
アーティチョークの葉を綺麗に洗って水気をとり、干します。そして、よく乾燥したものを砕いたら完成です。
アーティチョークのハーブティーは胃や肝臓に良いとされ、食べ過ぎや二日酔い、食欲不振対策として広く愛飲されています。
※キク科アレルギーの人は使用を避けてください。

学名：Cynara scoiymus
タイプ：キク科チョウセンアザミ属 半耐寒性多年草
原産地：地中海沿岸
別名：チョウセンアザミ
開花期：5～6月
草丈：100～120cm
耐寒性：0℃まで(霜に当たると枯れてしまいます)
耐暑性：やや弱い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当たり、風通しが良い場所で管理してください。
花が大きく、一株が大きいのでそれなりの場所が必要ですが、植え替えを嫌うので、一度植えるとそこから動かせません。
地植えする場合は、場所をよく考えて植えましょう。

■用土
水はけの良い用土を好みます。
市販の野菜用の用土を使用するか、赤玉土6、腐葉土3、川砂1の割合で配合した用土が良いでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
多湿にならないように注意しましょう。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。
高温多湿を嫌いますので、夏場、水が濡れているうちは水やりは控えてください。

■肥料
適期は5～6月です。
化成肥料を月に1回程度のペースで、適量施してください。
苗が元気なら、6月の肥料はなくても大丈夫です。

■収穫
収穫は翌年5月から6月、次々に出てくる蕾を順次ハサミで切って収穫します。
育てる環境にもよりますが、順調にいけば1年目（植えつけの翌年）は4～5個、2年目以降は10個程度収穫できるようになります。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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