【万両について】
万両(マンリョウ)は、正月の縁起物として定番の植物です。
同じく縁起物の百両、千両よりも背が高く、実もより多くつけるので、「万両」と名付けられました。
正月に近づくと、丸くて赤い、綺麗な実をつけます。
その実がついた苗を寄せ植えにするなどして、正月の飾りつけに使われています。
また、半日陰に強く、植物が育ちにくい半日陰の場所を彩る、貴重な植物です。

【品種特徴】
紅孔雀(べにくじゃく)は、そんな万両の中でも、ひときわ目立った品種です。
春から秋にかけては、普通の万両と変わりありませんが、秋になると、紅葉し、その葉姿を大きく変えます。
葉には黒味がかかり、メタリックな質感になります。
その上にピンク色がのるので、ピンクが非常に発色よく、目立って見えます。
「半日陰に強い植物」は数多くありますが、その多くの葉は緑で、目立つものはごく少数です。
紅孔雀は、そんな中でも貴重な、半日陰に強く、目立つ品種です。
お庭の暗い場所や、室内の半日陰の場所においても、鮮やかに空間を彩ってくれます。
また、普通の万両と同じく、正月には赤く丸い、綺麗な実をつけます。
正月の縁起物としても活用することができます。

学名：Ardisia crenata
別名：ハナタチバナ、マンリョウ、マンリョー、まんりょう
タイプ：ヤブコウジ科ヤブコウジ属 耐寒性常緑低木
原産地：日本、東アジア
草丈：約40cm
開花時期：7～8月
耐寒性：普通
耐暑性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【※造花ではありません。生きている植物です。出荷タイミングにより、鉢の形や鉢色が変わる場合があります。商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございます。予めご了承下さい】

【育て方】

■日当たり・置き場所
半日陰を好みますので、樹木の下や塀の陰、家の北側などの暗い場所に植えてください。
強い日にあたると葉やけを起こしますので、注意してください。
7月上旬の開花期にはなるべく花を雨にあてたり、水をかけたりしないよう注意してください。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。

■肥料
鉢植え、庭植えのどちらの場合も、肥料はほとんど必要ありません。
苗を購入して、実つきをよくするためには、3月末～6月に、月に1回、骨粉や油粕を根元に施してください。

■病気と害虫
まれにカイガラムシがつくことがあります。

【お読みください】
造花ではありません。生きている植物です。※出荷タイミングにより、鉢の形や鉢色が変わる場合があります。商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございますが、あらかじめ、ご了承下さい。

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